仮想通貨①
ここ何年かで一気に話題になったのが「仮想通貨」です。多くの人は仮想通貨と聞いて2018年1月26日に日本の大手仮想通貨取引所の一つであるコインチェックから約600億円相当の仮想通貨NEM(ネム)が流出した事件のことをイメージするかと思います。
確かにこの事件は世間でも話題になるほどの衝撃的なニュースでしたが実際に仮想通貨とはどういったものなのでしょうか。
【仮想通貨とは？】
仮想通貨とは「インターネット上で使える通貨」のことをいいます。紙幣や硬貨のように実体がなく、インターネット上でのやりとりしかできません。ただし、よく勘違いされるのが電子マネーやデジタル通貨なども広い意味で言えば仮想通貨に含まれますが、ここ紹介する仮想通貨は主に「暗号通貨（クリプトカレンシー：cryptocurrency）」のことをさします。
仮想通貨は日本政府によって資金決済に関する法律の第2条5項において定義されています。つまり電子情報処理によって渡したり受け取ったりできる「財産的価値」として政府からも公認されている公式な財産ですので、決して怪しいものではありません。
【仮想通貨の種類】
仮想通貨にはどれくらいの種類があるのでしょうか？有名な通貨ではビットコイン(Bitcoin/BTC)、イーサリアム(Ethereum/ETH)、ネム(NEM/XEM)、モナコイン(MonaCoin/MONA)、リップル(Ripple/XRP)、ライトコイン (LiteCoin/LTC)などがあります。
しかし実は1,000種類以上もあるといわれており、各取引所によって取り扱われる仮想通貨は異なります。