自己PRを考える
転職活動を始めるにあたって、応募先探しと同時に、ぜひやっておきたいことがある。「自己PR」作成です。
「自分は何が得意で、どんなときにやりがいを感じるのか」これがわかれば、応募先選定にも役立つし、何より自信につながります。「自己PR」を作成するための材料となる「キャリアの棚おろし」について考えてみましょう。
自分の志向、得意を明確にすることで、応募先選定がスムーズになります。自分を客観的に見ることで、思いもよらなかった応募先が見つかることもあります。
「自己PR」といっても、単に自分の長所を伝えるだけでは不十分です。不況による買い手市場が長引く中、企業は理想の人材像をより具体化しています。
そのため、応募先企業の採用ニーズと、自分の長所や仕事へのこだわりが合っていることをアピールすることが重要なのです。これができてはじめて、採用担当者は応募者が職場で働く姿を具体的にイメージでき、安心して内定を出すことができるのです。
エントリーシートの自己PR
今の就職活動には、エントリーシートが欠かせなくなってきています。エントリーシートとは、各企業が独自に作った応募書類のことをいいます。このエントリーシートの提出方法はメール送信、郵送、会社説明会に持参(または、その場で書く)など、会社によって様々です。
個人的なデータ、「自己PR」、志望動機などがエントリーシートの主な内容になります。というわけで、ここでもう「自己PR」を考えなければなりません。このことから、エントリーシートが面接への一つ目の難関と言えるでしょう。
また、ここに記入する「自己PR」は、面接時の「自己PR」の下準備にもなりますね。たいていのエントリーシートは全体で、400字程度にまとめるようになっています。「自己PR」は何を伝えたいのかポイントをはっきりさせて、簡潔に書くようにしましょう。